2023/04/12 22:27

ミサンガでよく使われる模様の意味をご紹介していきます。


菱形(ダイヤモンド)模様

菱形は、古代アジアの芸術や文化において、長寿や健康、精神的な安定を象徴するモチーフです。


ミサンガの場合、菱形模様を身に着けることで、ストレスを減らしたり、自信をつけることで心身共に強くなるよう願うことができます。


菱形模様は日本を代表する伝統的な文様の一つです。
その起源は古代から遡ることができ、主に装飾品や和服の柄、建築物の装飾などに使用されてきました。

菱形模様の起源については諸説ありますが、弥生時代の土器に見られる菱形の文様がそのルーツとされています。


菱形模様の歴史において特に重要な時期とされるのは室町時代以降です。

この時期には、武家文化が隆盛を迎え、菱形模様が武家の紋章として用いられるようになりました。
特に、菱形が四方を表す形であり、家族の安全や繁栄を願う意味合いがあることから、菱形模様は守り物としても利用されるようになりました。


その後、江戸時代には菱形模様が絵画や陶器などの工芸品にも多く用いられ、様々なバリエーションが生まれました。
明治時代以降には、西洋文化が入ってきたことで一時期は衰退しましたが、現代においては伝統文化として再評価され、様々な場面で活躍しています。